夏の終わりの恒例観察、里山湿地のサギソウ自生地を訪ねた。湿地内の環境保 全のために周囲に張り巡らされた防獣ネットの効果は明らかで、昨年以上の株 数のサギソウを見ることができた。一番大きな群落には17株が開花しており、 別の8株と合わせて、この日は25株のサギソウの花を観察した。 ハッチョウトンボは少なくなったがまだ健在。手のひらを近づけてその小ささ を写してみる。湿地内にはミズギボウシも何株か開花していた。 湿地を出てアプローチを戻りながら、目についたキノコにレンズを向ける。 ベニイグチの美しさが際立っていた。樹液の幹にミヤマクワガタ♀がいた。 秋の気配を感じる晩夏の空に向かって、連れ合いがポースをとった。 【撮影データ】27/Aug/17 D500+90mmMACRO,10-20mm |