今年も午後4時過ぎに防獣柵のゲートから山道に入った。30分の登りである が尾根筋の直登はなかなか手ごわい。ヘロヘロになって山頂のベンチに座り込 む。息を整えながら、山頂周辺の様子をチェック。ほどなくオオムラサキのテ リ張り行動が活発化してきた。 いつも通り、見晴らしのよい桜の枝先を見張り台にして、無警戒にテリトリ内 に侵入してくる飛翔体を徹底的に追い払いに掛かる、飛び出したオオムラサキ。 空中で高速クロスしたのはクロアナバチのように見える。 山頂には少なくとも3頭のオオムラサキがテリトリを張っており、他の蝶はも とより、ツバメ、サンショウクイ、コサメビタキなどに反応してスクランブル 発進した。こちらはコサメビタキ幼鳥。 6時過ぎに下山開始。ヒグラシとツクツクボウシの声に見送られて地上に降り 立つ。自宅に戻れば、サッシの網戸にウンモンスズメ*が止まっていた。 シックなデザインのスズメガである。 【撮影データ】30/Jul/17 D500+VR300mmF2.8,*10mmFE |