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ようやく頬変


ヤイロチョウ(スズメ目ヤイロチョウ科)
朝の林道、脇道の奥にヤマドリが見張り台に立っていた。あたりの様子をしば
らくうかがった後、ゆっくり森の中で消えて行った。しばらく林道を走った別
の場所では、ガスの中でヤマドリ♀と遭遇。
法面のササユリは蕾が膨らんできた。

前回の観察地に見つけたショウキランの群落はまだそのままあった。
ガスが流れ、ヒガラの夫婦が通り過ぎる。別の場所のショウキランとブナ林。

一旦山を下りてから別の林道を上がる。クマタカが上空を飛んだ。
こちらはクマタカの下面。

調査を続けてきて、どうやらそのあたりで繁殖していりると思われるポイント
で、斜面の下方遠くにヤイロチョウを確認することができた。葉隠をなんとか
クリアしてヤイロチョウの後ろ姿が見えた。前からのカットはピンぼけ。
初めて遭遇した昨年の写真より、ワンステップアップしたが、まだまだ遠いヤ
イロチョウである。今シーズンはすでに繁殖に入ってしまったので、もう鳴き
声もフェードアウトする。また来年。

山を下りて谷沿いを走れば、長らくご無沙汰のヤマセミに会うことができた。
鹿食害による生息環境の変化が、ヤマセミの数も減らしているように思う。

盆地に戻り、コウノトリの巣塔を観察する。間もなく、このヒナたちも巣立っ
てゆく。

【撮影データ】08/Jun/17 D500+VR300mmF2.8,SIMA10mmFE