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山から海へ


ヤマドリ(キジ目キジ科)
希少種の分布調査のため早朝の山に入る。悪路の林道を上がる途中、目の前を
ヤマドリが慌てて走って逃げる。ブッシュに隠れて通過し、ヘアピンカーブを
回って進めば、先程のオスの連れ合いと思しきヤマドリのメスと遭遇した。

尾根筋の幹線林道と合流し、ブナ林でコルリを何とか確認。林床のチシマザサ
がすっかりシカにやられてしまった山域では、笹薮環境に適応してきたコルリ
の声もめっきり減った。展望が開けた場所でオオルリを遠望。
コルリの囀り。(緑ボタン・クリックで再生)
コルリの囀り

朝の森のコーラス(緑ボタン・クリックで再生)
カッコウ

セグロカッコウの鳴き声。(緑ボタン・クリックで再生)
セグロカッコウの鳴き声

山の調査を終え、午後から海に出る。ハヤブサの繁殖地では巣立ち間際の幼鳥父親がヒナの飛び立ちを促すように待機している。母親も一緒に見守る。
やがて父親が飛び出し、巣穴の前を旋回してから狩に出ていった。

【撮影データ】25/May/17 D500+VR300F2.8