3月の海通いが続く。すっかりカモがいなくなった湾岸沿い、少し離れた先に 得体の知れない物体が海面を浮き沈みしている。近付いてみるとそれはミサゴ だった。身に余る大物を捕まえたようで、水中に引きずり込まれそうになるの を、翼の浮力でなんとか持ちこたえている様子。やがて飛び上がったところで、 大物の正体が知れた。ボラだった。水上に持ち上げた瞬間、ボラは最後の力を 振り絞って体をくねらせ、逃げて行った。ミサゴはたまに、このような状況で 溺れることもあるらしい。 防砂林の中ではミヤマホオジロ、ホオジロ、ツグミにレンズを向けた程度。 雨の外海は凪いでおり、オオハムの群れが動いている。見慣れないカイツブリ はアカエリカイツブリ。初めて見る鳥。 円山川河口では、夏羽移行中のカンムリカイツブリを観察。 盆地に戻って六方田んぼ。営巣中のコウノトリの1羽が巣塔近くで採餌中。 円山川の堤防からは、今シーズン初のツバメとイワツバメをチェックした。 六方川のカモをチェックして回る。 マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ 繁殖羽に換わったオスが美しい。 最後はモズ。 【撮影データ】21/Mar/17 D500+VR300F2.8 |