海岸線を西に向かう。途中の漁港の防波堤でウミネコとセグロカモメをチェッ ク。 昨年末、鳥取まで買い物に来た戻り、オオワシのポイントに寄り道して、昨年 と同じ場所にオオワシがいるのを確認してあった。今回もまったく同じ場所、 稜線直下の大きな木の枝にオオワシが止まっていた。300ミリのノートリミ ングでこの大きさである。見上げで150mの距離はあるだろう。 準備してきたデジスコで狙ったオオワシ。別カット。寄せて撮るにはもってこ いだが、シャキッとした画像にはならないのが残念。 今回は短い観察時間中に、オオワシが飛び立った。東方向に向かった後、Uタ ーンして戻って来る。真上を飛んだ時の飛翔姿。見慣れたコウノトリと同じサ イズのワシであるから、相当大きな飛翔体である。 稜線に沿って飛び、上体を立てて着陸態勢に入る。翼と尾羽を立てて減速。 足で枝を掴んで着陸完了。 カラスやトビが近付いて来るのを嫌ってか、短い時間のうちに再び飛び立ち、 短く直進してからUターンし、頭上を通過したまま、西の稜線を越えて姿を消 した。オオワシが飛ぶと、岸に寄っていたスズガモが一斉に沖に動き出した。 さらに西の堪水田を巡回してみたが、カモの数も少なく、例年はここで姿を見 るコハクチョウの姿も無かった。中央の舗装農道の入口には、高病原性鳥イン フルエンザ防疫のための立て看板とバリケードがあった。 【撮影データ】16/Jan/17 鳥取市 D500+VR300F2.8 |