出石川堤外のヤナギに小形の猛禽を見つけた、ような気がした。ツミかハイタカ かどちらかだろうと思いながら観察を続けると、後頭部に白いラインが見える。 こちらに向き直った相手は、タカはなくトケンであった。後頭部の白線が顕著で あることから、おそらくカッコウの幼鳥と思われたが、ツツドリかもしれない。 飛び出して、少し上流に止まり直した。幼鳥らしい顔つき。単独行動の様子。 海は波が高く、サーファーが群れていた。波打ち際にはハマシギとミユビシギ。 湾内はヒドリガモの大きな群れが入っていた。珍しくオオハクチョウ幼鳥が1羽 浮かんでいた。かつてはオオハクチョウの飛来地として知られた湾であるが、途 絶えてから久しい。久しぶりにこの場所でオオハクチョウと出会った。カワウが 珍しげに珍客を見ていた。岸辺からホシハジロが離れてゆく。 盆地に戻ると、柿の木にオオタカが潜んでおり、レンズを向けると飛び出して山 に向かった。 マガン幼鳥2羽がいたが、警戒心が強くてすぐに飛んでしまった。 【撮影データ】22/Oct/16 D500+VR300F2.8 |