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渡りの季節始まる


キアシシギ(チドリ目シギ科)
田んぼの水辺にタカブシギ2羽がいた。休耕田ビオトープがすっかりなくなり、
わずかな湿地を水鳥が探して利用している。

海辺に出ると、湾内の岸辺にキアシシギソリハシシギが一緒にいるところを
観察した。どちらも今年生まれた幼鳥だろう。

外海は波も穏やかで、透明度の高い真夏の海が広がっていた。
メダイチドリシロチドリがいた。カワウが潜りを繰り返す。

ウミネコが魚を採ったが、持て余している間に逃げられてしまった。
少し残念がったあと、垂直に飛び上がって蝶を捕らえた。
離れた岩場に移動し、今度はカニを捕まえていた。

海岸には名残のユウスゲが少しあったのと、トウテイランカワラナデシコが
花盛りだった。

渡り鳥が旅する季節が始まった。

【撮影データ】04-05/Aug/16 D500+VR300F2.8,SIGMA10mmFE