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トンボの季節


ヒヌマイトトンボ(イトトンボ科)
朝の田んぼで、アキアカネの羽化が始まっている。無農薬米の田んぼで、特に多
く観察される。次々に空に飛び立ったあと、しばらく田んぼで過ごした後、避暑
のために山の上に集団で上がる。

円山川河口のヨシ原では、兵庫県レッドデータAランクのヒヌマイトトンボを観
察することができる。生息環境を取り込んだカット。非常に小さくか細いイトト
ンボなので、じっと佇んで目を凝らさないと見えてこない。胸の上部に緑の四つ
星が美しい希少種。

六方川ではウチワヤンマを観察した。茎の先にじっと止まって、上空を無警戒に
飛ぶ昆虫にスクランブル発進。

近くの池ではショウジョウトンボがたくさん発生している。5月にここで確認さ
れたキンイロネクイハムシは、1ヶ月半の間、長く観察が続いている。

【撮影データ】25,27/Jun/16 豊岡市 D500+VR300F2.8,60mmMACRO,Gyoro8