先行調査で入った仲間の情報を得て、「ノアの方舟」作戦で山際をすべて防獣ネ ットで包囲した里山湿地に入った。モウセンゴケが沢山出ている。 ハッチョウトンボの発生も確認した。こちらはメスと生息環境。 尾を上げるオス。 仲間が確認したポイントの手前で、トキソウ1株の開花を確認。そばに数株があ ったから、後日開花するだろう。湿地の最奥部に6株のトキソウを確認。 この湿地で私の最後の確認が2005年だったから、実に11年ぶりのトキソウ との再会である。 防獣ネットの内と外の植生の明らかな違いに、当地におけるシカ問題の深刻さを 思う。「ノアの方舟」作戦により、この湿地に昨年はサギが蘇り、今年はトキが 蘇った。守りたいものが、ここ以外にも沢山ある。 アプローチ道の出口の3面張り水路にイシガメが徘徊してた。 帰宅前にもう一箇所。キンイロネクイハムシの生息地はナガエミクリが開花中。 花に付くキンイロネクイハムシ。葉上で交尾中のペア。この個体はメタリック グリーンのアクセントが美しい。 同じ池でコシアキトンボを初認した。 【撮影データ】06/Jun/16 豊岡市 D500+60mmMACRO,DX35+Gyoro8 |