1週間が経過して、ホウロクシギ1羽はなお滞在中であった。春の日差しに温め られた土の中からミミズを掘り出して食べている。もう1カット。 海に出るアプローチでジョウビタキのメス、オスが目に付く。 カワラヒワの繁殖羽が美しい。 浜にはミユビシギ2羽。ペアだろうか。 翼を立ててこちらを警戒する。 岩礁越しの沖合にウミアイサ♂が見えた。 しばらくすると西からウミアイサの群れが進んできた。 オオハムが近寄ってきて、目の前で大きなボラをひと飲みにした。 同じ潜水採餌のウは、首をまっすぐ立てて苦労しながら大物を飲み込むが、オオ ハムはこともなげにそのままの姿勢で大ボラを中に入れた。 オオハムの群れがゆっくり動いてゆく様は、花々が里に春と告げるように、海の 春を感じさせてくれる風景だ。 夕焼け迫る盆地に戻れば、赤く染まった六方川沿いにクサシギ1羽とカイツブリ のペアを見つけた。 【撮影データ】28/Mar/16 D7000+VR300F2.8 |