暖冬の影響でか、海辺のカモも少ないようだ。そんな中、ホオジロガモは例年に なく個体数が多い。岸から離れて浮かぶホオジロガモにフォーカスを合わせてい ると、小さな漁船が近くを通過して2羽のホオジロガモ♂が飛んだ。飛んだ2羽 がうまくシンクロして、これまで撮った同じ場所でのカモ写真の中でも、お気に 入りのカットになった。なにかとっても、気持ちのよい風景写真。 少し移動すると、岸近くにホオジロガモが寄ってきていた。警戒心の強いカモな ので、驚かせないよう慎重にシャッターを切る。仕切りに潜っては餌を採って いる。正面顔で、おむすび型の頭、黄色い目、白い頬をチェック。 少し離れて泳いでいたホオジロガモのペアのオスが、突然被写体に喧嘩を仕掛け、 追いかけて飛ばしてしまった。トップ写真はその時の「棚ボタ」。 漁協の直売所で今夜の食材の殻付き牡蠣を仕入れた後は、穏やかな湾内でのんび り寛ぐカンムリカイツブリ、スズガモ、ホシハジロなどを見て回る。 【撮影データ】13/Jan/16 久美浜湾 D7000+VR300F2.8 |