オオタカを見たあと、最初の目的地に戻る。オオワシが戻ってきており、いつも の高い斜面の同じ木の枝に止まっているのを確認した。相変わらずミゾレ混じり の冷たい風雨が時折強まる中、タイミングを見計らって外に出る。 いつもの300mm手持ち撮影ではオオワシは豆粒。オオワシの生息環境を知るには 適当な画角にはなっている。 相変わらず、抜ける場所を探すのに一苦労。ピンポイントで見通せる場所にスコ ープを固定し、久しぶりのデジスコ撮影で相手を引き寄せる。雨とガスのせいで コントラストや色は諦め。証拠写真のオオワシを捉えるには十分だった。 もう1カット。 時々思い出したように「キーキーキー」と鳴き声をあげるが、この悪天候の中で 狩に出るつもりはなさそうで、同じ場面ばかりを適当な枚数撮ったあと撤収。 悪コンディションに中ではあったけど、独りオオワシを堪能した。 六方田んぼに戻ると、薄っすら雪が積もった田んぼの風景の中で、コハクチョウ が活動を続けているのだった。 【撮影データ】12/Jan/16 鳥取市 D7000+VR300F2.8 |