ナンキンハゼに止まったノスリを見ながら六方川沿いを行く。前方のヤナギの木 に白っぽいタカが見えた。ミサゴかと思ってレンズを構えるとオオタカだった。 成鳥メスのようだ。すぐに飛んで山に入ってしまった。我が家の裏山であるが、 ソウシチョウの美しい囀りが聞こえるようになった。雪が降れば、我が家の庭に もやってくるかも知れない。 カモの群れの中にオカヨシガモ1羽が混じっていた。数の少ないカモで、狭い支 流に入ってくるのも珍しい。コガモより大きくカルガモより小さい。派手さは ないが、渋い魅力を持っている。 田んぼに戻ると、アオサギがネズミを捕まえたところだった。田んぼに水が入り だして、ハタネズミが慌てて飛び出たところを捕まえたのだろう。 電柱にはハヤブサが止まったまま、人が真下に寄っても逃げる気配がない。 見れば、そ嚢を大きく膨らましており、ご馳走を食べた直後のまったりタイムの 様子。 残り柿にはムクドリとツグミが付いている。 師走に入り、寒さが増してきたものの、例年に比べると暖かな冬の始まりである。 【撮影データ】06/Dec/15 豊岡盆地 D7000+VR300F2.8 |