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雨のかくれんぼ


エリマキシギ(チドリ目シギ科)
前線と台風の影響で雨が降り続く。この時期、雨のフィールドも結構面白いもの
で、刈田の水たまりに渡りの鳥たちが隠れているのを探す、さしずめ、「雨のか
くれんぼで」遊んでみる。

ツメナガセキレイ幼鳥を見つけた。ムナグロの小群。まだ夏羽を残した個体も混
じる。この地鴫<は、たぶんチュウジシギ。飛んだ時の尾羽の形状から判別した。
チュウジシギの伸び。地味な地鴫も、翼裏面の白を見せるとハッとする美しさだ。
馴染みのタカブシギもチェックした。

2日前に初認したエリマキシギはなお逗留中。2羽が一緒に行動していることが
分かった。1羽は赤っぽい羽根色。もう1羽は黒っぽい羽根色。おそらく幼鳥だ
ろうと思うが、首の後ろ側に「襟巻」らしさが見える。飛んだところ。

次の日も雨。刈田でコウノトリケリなどもチェック。エリマキシギはまだ居る。
赤い方の個体飛んだところ。突然、タカでも飛んだのか、2羽がその場でフリ
ーズ。雨覆を立ててしばし警戒態勢にを見せた。

内水面には珍しくトウネンも確認。これはチュウサギ。
畦際では赤と白のヒガンバナが雨に濡れていた。

【撮影データ】06-07/Sep/15 六方田んぼ D7000+VR300F2.8