トップろっぽうフィールド日記>このページ

襟巻の季節


エリマキシギ(チドリ目シギ科)
木枯らしの季節はまだ先だけど、六方田んぼでエリマキを見つけた。9月になる
と、南に渡るエリマキシギが時々立ち寄る。刈田の中を西日を浴びながら餌を探
すエリマキシギは、やがて歩きながら遠ざかって行った。

タカブシギのピピピという鳴き声も聞こえたし、ケリの姿も見つけた。この季節
の堪水田や人工湿地がほとんど無くなってしまい、豊岡盆地を旅の中継地にして
いるシギ・チドリたちも戸惑っていることだろう。刈田の水たまりを、オアシス
にしている様子である。

新田小学校近くでコウノトリと出会った。散歩の人が近づき飛び立ったところで
シャッターを切る。夏が早い速度でフェードアウトし、六方田んぼは実りの季節
を迎えている。

【撮影データ】04/Sep/15 六方田んぼ D7000+VR300F2.8