トップろっぽうフィールド日記>このページ

冬と夏の交差点


ジョウビタキとノビタキ(スズメ目ヒタキ科)
百合地巣塔から約500m南の電柱の上で、J0016♀とJ0025♂が営巣を始めてい
る。コウノトリの営巣ペアは半径2kmの縄張りを持つとされているので、この
距離での営巣は通常ないものと思われる。実は、J0025は百合地ペアの息子。すぐ
近くで今年も営巣している両親を見ながら、両親も息子の巣作りに関して寛容に
なっているのではというのが、コウノトリの郷公園研究者の非公式なコメントで
ある。六方田んぼのランドマーク三開山をバックに。

畑地に渡りのアトリとオオカワラヒワの混群がいた。六方川ではノビタキをチェ
ック。こちらはノビタキ♀。近くにジョウビタキ♂がいた。ジャンプ。
旅鳥のノビタキと冬鳥のジョウビタキ、北を目指す2種の一期一会。

キジの夫婦のいる田んぼで、ヒシクイはなお逗留中。飛び立つ
百合地巣塔で抱卵するコウノトリを背景にヒシクイ。
 
ソデグロヅルは桜雨に濡れていた。そばをヒバリが飛ぶ。
もう1カット。桜が、今年は早い満開を過ぎてゆく。

【撮影データ】06/Apr/15 D7000+VR300F2.8