トップろっぽうフィールド日記>このページ

新年の赤い鳥


ベニヒワ(スズメ目アトリ科)
六方川沿いでジョウビタキのオス。冬の私たちの暮らしの中で、もっとも身近な
冬鳥の一つがこのジョウビタキ。いつも、愛想よく尾っぽをプルルンと振ってく
れる。

川沿いの柿の実は、ツグミとヒヨドリによって、あっというまに丸裸にされてし
まった。残り柿をムクドリが食べに来る。その群れに、ヒレンジャクが1羽混じ
っていた。

この日の観察のハイライトはベニヒワ。10羽ほどの群れが、河川敷に倒れたセ
イタカアワダチソウの実を食べていた。

年末の観察では距離が遠かったが、今回はベニヒワ♂を近くで撮ることができた。
群れを観察しながら、個体の違いを見てゆく。
これは♀幼鳥だろうか
右♀、左♂幼鳥
♂成鳥
右成鳥♂、左成鳥♀の比較

群れに警戒が伝わると、一斉に飛び立ってチーチーチーと鳴きながら遠くへ離れ
て行ってしまった。今年の冬、フィールドで楽しませてくれるグループである。

【撮影データ】 13/Jan/15 豊岡盆地 D7000+VR300F2.8