朝の六方田んぼ、雪原の中にソデグロヅルがいた。ツルに雪はよく似合う。 ボソボソと雪の上を歩きながら、西の方に向かって行った。 仲間からコールがあって、捕捉中のコミミズクを確認することができた。2シ ーズンぶりの再会である。飛び立って、テトラポッドに向かって上昇し、しば らくの間、その上に止まって警戒をみせた。 再び飛び立つ。飛翔姿は丸太のよう。いつものことではあるけど、見慣れない コミミズクがフラフラと飛ぶと、すかさずカラスが追いかけ回す。 翌日は雨模様だったが、別の仲間が見つけて知らせてくれたトラフズク2羽を チェックできた。河川敷のヤナギの木に化けて夜を待っている。 雪が積もると人の生活は不便になるけれど、冬鳥観察は一気に面白くなってく るのである。 【撮影データ】 19-20/Dec/14 D7000+VR300F2.8 |