日本列島を縦断していった台風19号。列島中が厳戒態勢を敷いたが、当地で は大きな被害なく過ぎた。台風一過の盆地内を見て回る。 アトリが目立ってきた。アトリの群飛は見ていて飽きない。飛んでは降り、降 りては飛び立つ。 冠水した刈田では、ダイサギがトノサマガエルを飲み込んでいた。増水した円 山川にはマガモやオシドリが、強い流れの中で群れている。 赤石地区の堤外ではチュウヒが飛んでいた。腰の白帯が目立ち、前回確認した のとは別個体だろう。増水した川の上を行き来しながら、やがて上流に姿を消 した。堤防の上からコウノトリの飛翔。 六方田んぼに戻ると、堤防沿いをハイイロチュウヒ♀が飛んだ。大豆畑の上で ロックオン態勢に入ったが、獲物を捕獲するには至らなかった。 河谷の田んぼに紛らわしいサギがいた。コサギサイズでくちばしの色が白く、 飛んだときの足先が黄色。コサギかと思いながら鳥の研究者に写真同定をお願 いしたところ、チュウサギだろうとのことだった。湿田にはタシギがいた。 小坂地区の田んぼは広い範囲で冠水しており、オナガガモ、キンクロハジロな ど、海辺へ移動途中のカモたちが一時避難していた。コウノトリが4羽畦道に 下りていた。 伊豆地区でイソヒヨドリ、チョウゲンボウ、ノスリをチェック。 自宅近くの冠水田でコウノトリを見ながら帰宅。 【撮影データ】 14/Oct/14 豊岡市 D7000+VR300F2.8 |