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シギチの渡り


ミユビシギ(チドリ目シギ科)
海に出てみる。昨シーズンにも感じたことだが、ここのところ、日本海ルートを
渡ってゆくシギ・チドリの数ががくんと減ってきているように感じる。今回の観
察でもトウネンとミユビシギ(トップ写真)を1羽づつ見かけただけ。

箱石海岸に2つのパラグライダーが飛んでいた。カップルでやってきた様子で、
砂丘の稜線からテイクオフ・ランディングを繰り返しながら、オンショアの風
に軽やかに乗っているのが気持ちよさそうだった。

タイドプールには産卵のモクズガニがちらほら。トウテイランの終わった砂丘に
はハマベノギクが満開である。

親子連れが磯遊びにやってきたので、子供をバックにミユビシギトウネンは、よい位置に重なってくれず。

翌日午後遅くに回った六方田んぼの南では、ムナグロ2羽を見つけた。
ムナグロもう1カット。ムナグロはこれからしばらく、大きな群れとなってしば
しば観察されるだろう。そういえば、もうすぐマガンが西に渡ってゆく時期にな
る。

【撮影データ】 28-29/Sep/14 D7000+VR300F2.8