4月最初の週末、日曜日は荒れ模様でアラレが降った。仲間からの連絡で六方田 んぼに駆けつけると、内陸では見慣れないダイゼンが1羽迷いこんでいた。 ダイゼンはもっぱら海岸線を渡り、内陸ではよく似たムナグロを観察する。 図鑑カット。 翌日は朝からよく晴れて、花見日和となった。市内のソメイヨシノはピークを少 し過ぎたところだが、六方川土手*の桜は見事に咲き誇っている。 そんな桜の風景の中、ノビタキを見つけた。流域に何羽かを確認したが、すべて 夏羽オスであった。北の繁殖地にオスが先行し、メスを待つということのようだ。 ブッシュから桜の幼木に飛び移ったノビタキ、スズメとの2ショットを頂く。 土手下の用水路にはカワセミがいて、桜に向かって飛び去って行った。 六方川を土手から覗けば、マガモやコガモが春の陽気でまったり過ごしている。 円山川本流の河川敷を巡回。渡りの亜種オオカワラヒワが群れていた。 百合地巣塔のコウノトリペアは、第1クラッチの繁殖を途中放棄した模様。 なかなか近くに寄せてくれなかったノビタキも、夕暮れ近くになって落ち着いて きた。アップで撮ったノビタキ。ノビタキが通過して、春はいよいよ本番。 【撮影データ】07/Apr/14 六方川 D7000+VR300F2.8,*DX35mmF1.8 |