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冬の猛禽


オオタカ幼 (タカ目タカ科)
平地で初めての積雪となった朝、田んぼでは相変わらずチュウヒが飛んでいた。
獲物を見つけて落下直前のチュウヒ。普段はあまり地上に下りないタカである。
二番穂の立った田んぼに下りたチュウヒ、近づくとあっという間に飛び立って
しまう。

翌日も同じエリアでもう1羽のチュウヒが飛んでいた。
前日の若いチュウヒとの比較のため、いくつかのカットを載せる。
飛翔中
田んぼに下りる
水平飛行
2羽のチュウヒは、盆地内に2ヶ月ほど逗留中である。

ノスリ幼鳥は円山川の土手で相変わらずの行動を繰り返している。
堤内の田んぼでは、別のノスリを数羽見かける。

河川敷のヤナギに、上流から突然ハイタカが突っ込んできて止まった。見通しの
よい場所に出てこないかと待つうちに、今度は下流側からオオタカ幼鳥が突っ込
んでハイタカを蹴散らし、先ほどハイタカがいたあたりに止まった。

支流の出石川を巡回。ここでもノスリがカラス軍団に囲まれていた。近くの木に
目をやれば、コクマルガラス淡色型がいた。雨に濡れた羽根の手入れを時間をか
けてやったあと飛びたってミヤマガラスの群れに紛れていった。

【撮影データ】14-15/Dec/13 D7000+VR300F2.8