稲刈りが始まっている。日毎に刈田が増えてゆく頃、田んぼに当年生まれの若鷹 が姿を現す。ハヤブサが空を切った。ファインダーで追いかける。猛スピードで 急降下して獲物を追ったようだが、どうやらうまくゆかなかったらしい。 大雨で冠水した刈田にはカルガモの群れがいた。その近くにはコガモを見つけた。 このコガモが、今シーズンンの冬鳥一番鳥である。 田んぼにコウノトリが目立つ。バッタが増えだして、再び田んぼが彼らの餌場と なる。もう1カット。足輪のない個体は、京丹後生まれの幼鳥だろうか。春先か らこのあたりをうろついている。 河原でオオタカ幼鳥と出会った。羽根は茶色だけど、鋭い眼光は猛禽のものだ。 若いハヤブサもオオタカも、失敗を繰り返しながら一人前の狩人になってゆく。 【撮影データ】05-07/Sep/13 D7000,*Nikon1V1+VR300F2.8 |