林道を行けば、シカにすっかり食いつくされた斜面にフシグロセンノウが鮮やか に咲いていた。見渡せば、丸裸の林床にフシグロセンノウの橙色がポツポツと残っ ている。どうやらシカが好まない植物のようだ。 山はすっかり静まって、ときおりアカゲラやカラ類が通り過ぎる。梢に姿を見せ たのはオオルリの若オス。こちらはキビタキ幼鳥だろう。これはサメビタキ?。 当年生まれの若鳥が、暑い夏を終えて南へ旅立つ季節。 【撮影データ】22/Aug/13 D7000+VR300F2.8