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サルハマシギ


サルハマシギ(チドリ目シギ科)
山を下りてスーパーで買い出し。六方田んぼ経由で帰宅しようと流していたら、
タカブシギに混じって赤いシギが1羽目に入った。2羽で仲良く行動中。

赤い鳥のシルエットはハマシギである。黒い太めのくちばしが下向きに反ってい
るのが一番のハマシギっぽさ。ハマシギより少し小ぶりで、なにより、ハマシギ
の夏羽は腹が黒いのにこいつは赤い。常備の図鑑でチェックしサルハマシギと識
別。前から見た胸から腹は白い羽根が残っており、夏羽移行中の個体である。
警戒して首を伸ばしたサルハマシギは大きく見える。

水田から畦に飛び上がるとき、翼の裏や上尾筒が白いことがチェックできた。
いきなり飛んでピンぼけであるが、サルハマシギの飛翔姿(後ろ)は、風切羽縁
の白いライン、上尾筒の白が特徴的に分かる。飛び立ちものでは下面をチェック。
私の初観察種であるが、六方田んぼへの飛来もずいぶん久しぶりのようだ。

コウノトリとサルハマシギの2ショット写真。
百合地巣塔では、3羽のコウノトリのヒナが元気に育っている。
畦道を走ると、生まれたてのコチドリのヒナが3羽、親に守られるように逃げて
行った。

夕刻、フクロウ営巣木でビナが巣立ったとの情報で駆けつけた。
1羽は色白もう1羽は色黒。フクロウの巣立ったばかりのヒナを初めてこの目
で見た。可愛いものである。営巣木を守っている人たちも嬉しそうだった。

【撮影データ】21/May/13 D7000+VR300F2.8,VR18-200