近場の水田ではシギチが通りすぎて、めぼしい相手も見当たらない。山の林道走 りはガソリン代が気になる。おとなしく自宅の庭で虫と遊ぶのもよかろう。そん な目で庭木を眺めてみると、けっこういろんなものが見つかるものだ。 カエデの花に来たベニカミキリとフタコブルリハナカミキリ。魚露目で撮って遊 ぶが周辺が流れてイマイチである。隅っこにはホウチャクソウが勢力を増してき た。 蜘蛛も目に付くようになってきた。ギンメッキゴミグモと、シロカネグモsp。 アジサイの葉の上にネコハエトリが出てきたので、しばらくこれと遊ぶ。 左右に4個ずつある目は、真ん中の2個が大きく特徴的で、ハエトリグモのチャ ームポイントとなっている。前からショットが一番面白い。別カット。 同じアジサイの木にハスジカツオゾウムシがいた。最近、ゾウムシの造形 の面白さに目覚めつつある。名前の由来は背中の2列の「ハ」筋。ハハ! 頭部のアップ。 マクロで図鑑写真とってもちっとも面白くない。マクロレンズの撮影モードのま まレンズを魚露目セットに交換。F22まで絞れたままストロボ2灯で光を与える。 魚眼ハスジカツオゾウムシ。トップ写真は四角くトリミング。こちらも同じく。 絞るだけ絞って使うと、魚露目もかなり使えることを再認識。これから積極的に これで撮ってゆこうと思う。環境が一緒に写ると、写真は俄然面白くなる。 海岸ではハマヒルガオ、スナビキソウが咲き出し、アサギマダラが渡ってゆく。 キアシシギのグループが飛んだ。浜にはおびただしいアカモクが打ち上げられて いるが、誰もこれを採取する人はいない。メダイチドリ、トウネン、ハマシギの 混群が飛んだ。 【撮影データ】12-20/May/13 D7000+VR300F2.8,SP90MACRO,DX35mm+Gyoro8 |