トップろっぽうフィールド日記>このページ

八重桜の頃


セイタカシギ(チドリ目セイタカシギ科)
六方川沿いのソメイヨシノはすっかり葉桜に変わり、八重桜の濃い色が目を引く
ようになった。河谷地区に南接する中谷の広い田んぼに水が入った。乾田に水を
入れた直後は、土の中のミミズが浮き上がってくるようで、アオサギやダイサギ、
トビ、カラスなどがたくさん寄ってくる。アオサギが捕まえたミミズ。

新しい堪水田にはツバメもたくさん飛び回る。鳥達にとっては一時期のご馳走レ
ストランになっているのだろう。

その堪水田に2羽のセイタカシギが入っていた。頭頂部が1羽は白く別の1羽は
黒い。4月8日の1羽の初認に次いで、今期2度目の飛来確認である。
八重桜を背景に飛んで、高度を上げて編隊飛行したあと、別の堪水田に降りた。
ダイサギとセイタカシギの2ショット。

ムナグロの群れが低空を高速飛行してゆく。

コマドリのポイントでは、初認後1週間が経ってなお逗留中であった。
目の前で水浴びを見せてくれた。もうそろそろ抜ける時期だ。

【撮影データ】23/Apr/13 六方田んぼ D7000+VR300F2.8