放射冷却の朝は遅霜が降りて冷え込んだ。繁殖中の百合地巣塔を過ぎると、堪水 田の中から「ピォピォピォ」の声がした。今年最初の夏鳥チェックはコチドリ。 コチドリが入ると、いよいよ六方田んぼに春の到来を感じる。 海に出ると気温はぐんぐん上昇。オナガガモが目に付く程度で、カモの姿はめっ きり少なくなった。防砂林ではエナガが巣作りに精を出している。海沿いを西に 移動。 お昼には気温は20度を超え、汗ばむ陽気となった。イソヒヨドリが満開のオオ イヌノフグリのルリ色に囲まれていた。 ヤマセミ*をチェックしてから六方田んぼへ戻る。タゲリの15羽ほどの群れが入っ ている。夏羽のタゲリは顔回りが黒くなってくる。鳥たちの春は早い。 【撮影データ】12/Mar/13 豊岡市 D7000,*Nikon1V1+VR300F2.8 |