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コハクとヒシクイ3


ヒシクイ(カモ目カモ科)
観察3日目の朝は霧が遅くまで残った。現場に到着すると、別の観察者が近寄っ
てヒシクイを飛ばしたところだった。コハクチョウの数が前日より多いような気
がして、改めてカウントしてみた。何度も数えなおして35羽いることがわかっ
た。前日の30羽から5羽が新たに加わったことになる。

この日もヒシクイにレンズを向ける。なんせ、兵庫県RDBではコウノトリと同
じEX(絶滅種)ランクの鳥だ。

前からの飛びモノ
里山の稜線近くを飛ぶ
住宅地を背景に飛ぶ
堪水田を歩く
羽ばたく。4羽のうちこの1羽は亜種オオヒシクイっぽい
いつもこの1羽が群れの見張り役の中心となっている
堪水田からの飛び立ち
水平飛行
堪水田に降り立つ
堪水田でコハクチョウと
集落を背景に
くちばしの付け根が白く、体も一回り大きい1羽

35羽のコハクチョウ*が田んぼにかたまっている風景は、なかなか壮観である。
何組かのファミリーが寄り集まっており、餌場を巡っての小競り合いが時々起
きる。

コハクチョウの飛翔シーンのいくつか。
朝の飛翔シーン
西日の飛翔シーン
着地寸前シーン

【撮影データ】27/Feb/13 豊岡盆地 D7000+VR300F2.8,*VR18-200