雪が積もって地表で餌が採れなくなると、俄然人気が出てくるのがウルシ食堂。 植物は詳しくないので、ハゼだかヌルデだかよく分からないけど、ウルシ科の茶 色の房になった小さな実を食べに鳥が寄ってくる。適当なポイントを探し当てる と、短い時間に入れ替わり立ち代り、数種類の鳥がお手軽に観察できるのだ。 ウソが3羽寄っていた。右がウソ♂。中央が亜種アカウソ♂。左がウソ♀。3羽 が3羽とも違って面白く観察できた。少し寄ってみたら、愛想もなく斜面の上方 に逃げてしまった。 こちらで見つけたのはルリビタキ*の若♂。さらに別のウルシでルリビタキ♀。 メジロ、ジョウビタキ♀、シロハラなどが次々に飛来しては、私と目が合うとす ぐに飛び去るの繰り返し。ブラインドを掛ければいいのだけど、そこまでするほ どの相手でもないと諦める。 六方田んぼの戻ると、遠目の電線に、赤い腹のツグミのシルエットが確認できた。 寄れるところまで寄って撮ってみたら亜種ハチジョウツグミだった。今期初の観 察であるが、アカハラを期待していただけに残念感の方が勝った。 電柱のコウノトリを三開山ピークを背景に撮影して上がり。 【撮影データ】29/Jan/13 D7000,*Nikon1V1+VR300F2.8 |