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コハクとタゲリ


コハクチョウ (カモ目カモ科)
カレンダーの加減で思いがけず長くなった正月休みも最終日。結局風邪がすっ
きり抜けないまま、せっかくの休みも終わってしまった。夕方近くの1時間ほ
ど近場を巡回する。

六方田んぼ中谷にコウノトリ。足環を見て個体チェックする興味も、60羽も
野外を飛び回っている現在では失せてしまっている。近くに別のもう1羽がい
た。百合地の湛水田にはケリが3羽、ハシビロガモの群れも入っていた。
このエリアにコハクチョウの姿は見当たらなかった。

仲間の情報を得て伊豆地区に回る。成鳥2羽に幼鳥3羽の5羽のコハクチョウ
のグループが新たに飛来し、年明けから伊豆地区に居ついているとのことだ。
成鳥幼鳥。年末に六方にいた成鳥6羽のグループには新しい1羽が加わって
7羽になり、この5羽グループと合わせて12羽が盆地内にいる様子。7羽グ
ループは六方周辺から離れた場所に日中の餌場を確保したようだ。

隣りの田んぼにタゲリがいるとの話だったので、ゆっくり歩いてチェック。
かなり暗くなってきて、シルエットに沈んだ鳥の姿が判然としない。と、こち
らの動きに反応してタゲリが畦際から飛び立った。飛びモノを連写で追い続け
た。もう1カット。後から飛翔個体を数えたら全部で18羽いた。

【撮影データ】06/Jan/13 豊岡盆地 D7000+VR300F2.8