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コハクチョウ飛来


コハクチョウ (カモ目カモ科)
12月に入った途端、冷え込みはいよいよ厳しくなった。ノスリはそれぞれの
エリアで縄張りを確保した様子。巡回するポイントごとにノスリの姿がある。
川ではカワアイサの数が増えた。相変わらずの警戒の強さで飛び去る。

午後、自宅のガレージで冬タイヤに交換。空気を入れにガソリンスタンドに行っ
た戻り道、仲間からコハクチョウ初飛来のニュースが飛び込んで、そのまま六
方田んぼへ直行。

冬季湛水の始まっている百合地の田んぼに、仲間の車とコハクチョウを見つけ
た。幼鳥2羽を含む4羽のファミリーだ。北西の強い風にあおられた雨が、開
け放った車窓から容赦なく吹き込む。午前中は同じ場所で見かけなかったから、
午後になって下りてきた様子。お腹が落ち着くと、隣りの湛水田に移動。

初モノはとりあえず嬉しくて、意味もなくシャッター数が上がる。
畦のコハクチョウ成鳥
コハクチョウ成鳥ポートレート
羽ばたき

しばらく水の上で時間を過ごしたあと、再び畦を越えて二番穂の餌場へと向かっ
た。幼鳥のあどけない顔つきが印象に残った。
別の湛水田にいたコウノトリを見ながら、この日の観察終了

このコハクチョウ4羽、悪天候を避けての一時飛来だったようで、翌朝には姿
が無かった。また、前週末までチェックしていたヒシクイ6羽は、いよいよ抜
けた模様。この週末、盆地内で姿を見つけることは出来なかった。

【撮影データ】01/Dec/12 豊岡盆地 D7000+VR300F2.8