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冬季湛水始まる


ツルシギ (チドリ目シギ科)
今秋は紅葉が綺麗な年で、柿の実成りもよい。たわわに実った柿にツグミが群
れる。柿の木をファインダーで覗いているとバックでアトリの大きな群れが動
いた。アトリの群れに近寄ってみる。電線に止っては一成に飛んで田んぼに降
りる行動を繰返している。

堤防の下にはキジがいて、一瞬フリーズしたあとブッシュに姿を消した。
スズメも大きな群れを作っている。もう1カット。

収穫を終えた水田では冬季湛水が始まっている。クサシギとしばらく遊んでも
らう。正面カット。近くで餌を採るコウノトリJ382。2006年に河谷から放鳥さ
れた♀だが、6年経った今も役目を終えた発信機を背負っている。

夕刻の河谷湛水田*、1羽のツルシギ*を見つけた。休耕湛水田がなくなってか
ら、秋のシギチの渡りで田んぼが利用されることが少なくなった。冬季湛水が
始まると、遅い渡りのグループがこうして立ち寄ってゆく。暗い雨の中、人の
接近で飛び立って行った。

久しぶりの晴天となった翌日、同じ場所でツルシギをチェックした。別カット。

【撮影データ】24-25/Nov/12 豊岡盆地 D7000,*Nikon1V1+VR300F2.8,