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ヒシクイ長居


亜種オオヒシクイ (カモ目カモ科)
これまでの経験から、当地へのマガン・ヒシクイの飛来観察は2〜3日で終わ
り、西の越冬地へと飛び去るのが常である。今回の6羽の群れは少し長居をし
ているようで、1週間経った週末にも盆地内で目撃された。

朝、仲間から目撃情報が入ったが、飛ばれてしまったとのことだった。朝寝坊
してからゆっくりフィールドに出る。幹線道から脇道に入った途端、目の前の
田んぼからヒシクイ6羽が飛び立った。少し南で再会したヒシクイ。あいかわ
らず警戒が強く、仲間の車のアプローチで飛んでしまった。六方田んぼのラン
ドマークカントリーエレベーターをバックに高度を上げ、旋回すると南へ向かっ
て行った。

伊豆地区の田んぼで見つけたヒシクイ6羽。やがて飛び立ち左旋回したあと、
雨に煙る里山に沿って北に飛び去った。

河口まで行ってみたがコウノトリがいただけでヒシクイの姿は無し。六方田ん
ぼに戻るとノスリが杭の上で獲物を待っていた。

【撮影データ】23/Nov/12 豊岡盆地 D90+VR300F2.8