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タゲリ初認


タゲリ (チドリ目チドリ科)
11月に入ってめっきり冷え込んできた。11月2日には氷ノ山に初冠雪が記
録され、冬は足早にやってくる。

田んぼの高空をカラスに絡まれた小型のタカが舞っていた。現地ではチョウゲ
ンボウかと思って見上げていたが、写真判定でハイタカとした。

水路沿いのミゾソバにノビタキ3羽を確認。堤防から見る円山川にはカモが集
まっている。浅瀬では2羽のコウノトリが餌を漁っていた。

翌日曜日の朝、六方田んぼでタゲリの第一陣を確認した。およそ30羽の群れ。
飛び立つと大きく左旋回しながら西の田んぼへ移動。畦道に下りているところ
をチェック。飛び立つ瞬間タゲリの群飛は見飽きることがない。六方田んぼ
にタゲリがやってくると、もうはや冬の気分である。

ノスリはエリアごとに定着しつつある。秋空を旋回すれば、隣でコウノトリも
舞っていた。

この日曜日はミヤマガラスも初認した。土色のくちばしが特徴。土着のカラス
以上に警戒が強く、寄るとすぐに電線に退避してしまう。

ここしばらくは、週末ごとの新たな冬鳥の到着が待ち遠しい。

【撮影データ】03-04/Oct/12 豊岡盆地 D90+VR300F2.8