田んぼ道のコーナーでハンドルを切ったら、畦際から中型のシギが飛び出した。 ブッシュの中で警戒する相手はチュウジシギのようだった。タシギの季節では ないし、タシギより明らかに大きく、デコッパチの面構えはタシギっぽくない。 オオジシギではないと思うけど、ハリオシギとチュウジシギとの識別ができな い。ここではチュウジシギということにしておく。 警戒を解くと斜面を下りて田んぼの中に下りてゆく。全身が写ったカット。 図鑑カット。 補助金が下りなくなって、休耕田を湛水化するところが無くなった。湿地を頼 りにする水鳥たちが利用しづらい環境となっている。しかし、水田の中には人 知れずひっそりと身を隠して、渡りを続けるシギやチドリがいることを思う。 【撮影データ】 13/Aug/12 豊岡盆地 D90+VR300F2.8 |