森津の湛水田にコブハクチョウ飛来のニュースが入ったので見てきた。何年か 前に出雲の神西湖で見て以来、当地での観察は初めてになる。 ハクチョウはコハクチョウにしてもそうであるが、警戒心の薄い鳥である。 今回のコブハクチョウも人の接近を嫌うことなく、マイペースで畦の草を食べ たりしていた。コブハクチョウ図鑑写真。コハクチョウを見慣れているので、 同じ白鳥でもそのデカさに驚く。 お腹が膨れると対面の畦際に移動し、羽ばたきのあとドタドタと助走して短く 飛んだ。下りた場所にはコウノトリのペアが採餌中。 午後から天気が回復し、山菜摘みに向かった。妻にコブハクチョウを見せよう と立ち寄ると、畦道にへたり込んでまったりしているところだった。車を寄せ るとノッタリ動いて畦際に立ったが、それ以上は逃げようとしない。どこかで 餌付けされていたのだろう。それならばと車を降り、広角レンズで思いっきり 寄って撮ったのがコレ*。 コブハクチョウはヨーロッパの鳥で、日本へは飼い鳥として移入された。 飼育種の野性化が広がっている。それでも、野鳥には違いないか。 【撮影データ】 14/Apr/12 豊岡市 D90+VR300F2.8x1.4 *Nikon1V1+1Nikkor10-30 |