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ミサゴが川で獲ったもの4

ミサゴ
ミサゴ (タカ目タカ科/Osprey)
「管理責任」を盾に、円山川河川敷へ通ずる道は車止めのゲートでことごとく
封鎖されてしまっている。人が川に近寄れないようにしながら、親水公園と称
したくだらない造園施設に無駄金を投じ、そこは人が寄り付きもせず荒れ放題。
自然の川に人を近寄せるところから、環境を考える芽が出るのではないのか。

堤防の上から、いつもの木でミサゴが獲物を食べているのを見つけた。車なら
100m距離のある対岸からも相手を脅かすことなく観察が出来るが、仕方が
ない。歩いて近づくことに。いつもの観察地点まではなんとか近寄れたが、や
はり人の姿が見えるだけでミサゴはすっかり警戒してしまった。しきりに
「キョキョキョ」と鳴いてこちらを窺っている

それでも何とかスコープに入れて数枚のカットを撮らせてくれるところまでは、
相手も我慢してくれた。ミサゴが獲った魚を食べる木は決まっていて、今回も
彼の専用食卓についていたところだ。今回ミサゴの獲ったもの、すでに頭から
1/3ほど食べられており、残った部分もこの位置からは確認できなかった。
ただ、食いちぎられた断面から出たピンク色の肉の色が印象的。この肉の色は
ひょっとしてサケ? サケは円山川をこのあたりまで遡上してくるが、サケに
しては時期が遅すぎるか? 考えているうちに、ミサゴは食いかけの魚を抱え
てさっさと下流に飛び去ってしまった。

いつもは車で移動する川岸の農道を歩いてみる。スズメ、ヒバリ、カワラヒワ、
護岸ブロックの上ではセグロセキレイジョウビタキ♀が川面を見つめていた。
川からはカワセミの声、ヨシ原の上をノスリが飛んだ。ゆっくり歩いての観察
もいいものだ。車止めのゲートは、「極楽ばかりしてないで、たまには歩けよ」
というメッセージなのかも知れないね。

【撮影データ】 28/Dec/03 円山川、 DSC-MZ3+TSN-824M