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馬糞鷹のホバリング

チョウゲンボウ
チョウゲンボウ (タカ目ハヤブサ科/Common Kestrel)
チョウゲンボウ、ノスリは冬の田んぼに常駐するタカであるが、その色合いか
ら「馬糞鷹」と呼ばれている。どちらを指すのかは地方で違うようだし、この
あたりでは馬糞鷹と呼ぶ習慣はない。但馬には馬と農耕の結びつきがないから
だろう。但馬は馬より牛であるが、牛糞鷹というには色が違い過ぎる。

鬱陶しい空の六方田んぼでチョウゲンボウのホバリング(サイズ:316KB)場面
に出会った。低い位置で空中停止し、田んぼのネズミを探している様子を8枚
連写で撮影。アニメGIFでつないだ。トップ写真はその中の1枚。

場所を変えながらホバリングを繰り返したが、ここでの狩には失敗して飛び去っ
た。狩の途中に近くのポールに止まって羽繕いした。この個体は淡い色合いと
頭部の灰色からオスの若鳥と思われる。クリっとした目がチャームポイント。

【撮影データ】 30/Nov/03 六方田んぼ、 DSC-MZ3+TSN-824M