冬のフィールドには、留鳥のハシブトガラスとハシボソガラスに加え、渡り鳥 のミヤマガラスが混じる。ミヤマガラスはくちばしにアクセントカラーがあり 冬場しか見れないということもあって、普段はレンズを向けないカラスの中で も別格。ミヤマガラスの群れに紛れ込んだ小さなコクマルガラスを探すのも楽 しみの一つである。 しかしカラスの写真はどうもうまくゆかない。カラスは車で近づいただけでは あまり逃げない。スコープを覗いていざ写真を撮ろうとすると飛び立ってしま うのだ。今回は田んぼで採餌中のミヤマガラスの大きな群が飛び立った瞬間を、 秒3コマの連写で流し撮りしたうちの一枚。色気の無いカラスの写真も、この ようなシーンだと少しは絵になる。 【撮影データ】 09/Mar/03 出石町, COOLPIX5000+TSN-824M |