ちょっと散歩に小金山(京都府)へこんにちは、はいかいです。 10月28日、自宅近くの小金山へ行ってきました。標高約400mの低山、登山口の来 見谷(クルミダニ)から山頂まで30分という、本当に散歩に行くのにぴったりの山です。 天気のいいときに半日でのんびり楽しめます。それでも、山頂からは特に西側の展 望が良く、日本海とそれに注ぐ竹野川とその流域平野が見おろせます。私にとって は、自分の生活圏が手に取るようにわかります。今日の海は、白い波が見えます。 木々も色づき始めていて、これからの季節は海が荒れることが多くなります。 山の上から見ると"農地開発"とやらであちこちの山が削られています。足元の削 られた山は、つい先日新聞を賑わした奈具岡遺跡・奈具岡古墳です。明日は現地説 明会で、どっと人が押し寄せることでしょう。この辺りは古墳や遺跡の多いところ。 朝鮮文化の影響か昔は栄えていたようです。ところで、この辺りの海岸には朝鮮半 島から流れてきた(ハングル文字の印刷してある)ゴミが、結構打ち寄せられてい るんですよ。 他にも、いろいろ考えながら景色を眺めました。今年は5月に立山(山スキー)、 6月に加賀白山、8月に槍ヶ岳、そして先週は伯耆大山と山によく行った年でした。 思えば、元旦に小金山に登ったことがこの年をそんなふうにしたのかも知れません。 私にとっての山行きとは、この小金山の散歩の延長です。「のんびりと歩いて、山 頂でボケーっと景色を眺める」久しぶりに原点に帰ってきたような気がしました。 さらに、秋の弱い日差しを浴びていると、「この季節にはもう気合いを入れての山 行きでなく、今日のようなのんびりとした散歩がちょうどいいな」と感じました。 この会議室、昨年10月、今年1月、3月にも小金山の報告をしていまして、もし覚 えていらっしゃる人がいたら「またかいな」という感じでしょうが、まあ勘弁して 下さいね。それと、ほとんど思い入れの文になってしまったことを、重ねて謝りま す。 【日 程】: 1995年10月28日(土) 【目的地】: 小金山(標高405m、2万5千図「丹後平、網野」) 【コース】: 京都府竹野郡弥栄町来見谷〜小金山頂 往復 【天 候】: 晴 【同行者】: なし 京都府丹後半島 CXJ03743 はいかい ↑ページトップへ