梅雨の晴れ間に法沢山


久々に梅雨の晴れ間と休みの日が合ったので,法沢山に登ってきました。
十数年ぶりなので,登山道の確認も兼ねてぶらぶらと歩いてきました。

【登山日】1998年6月16日
【行 程】宿舎09:20→(ママチャリ)→1010法沢山登山口(第1)10:12→
     →10:45登山口(第3)→10:57水場→11:20法沢山山頂\(^o^)/
     山頂11:27→11:55登山口(第3)→12:25登山口(第1)12:30→13:10宿舎

前日から,今日が久々の休日の好天日と分かり,簡単な行動食と飲み物を購入する。
さて,登山口までジョギングで行くか,レーサーで行くか,それともママチャリでい
くかと散々迷った末,結局荷物もあることなので,ママチャリで行くことにする。
しかし,これがけっこうきつかった。口小野から奥小野までの緩やかな登りもあっ
て,結局1時間近くかかる。
奥小野の集落からさらに奥へと入ると,第1の登山口の道標がある。ここで自転車を
置いて水分補給。靴を履き替えていざ出発。

林道をのんびりと歩く。昔はこの先まで(第3登山口)軽自動車でも行けたのだが,ど
うも道が荒れているようで,今では難しそう。
しばらく歩くと,第2の道標にたどり着く。今日はここで1頭の鹿に出会う。向こうも
驚いたようだが,こちらも驚いた。ちょうど林道が大きく左に曲がったところだった
ので,お互いしばらく目を合わせたまま動かない状態。でも,向こうがすぐに分岐し
た林道の方へと逃げていった。その後もしばらく林道を歩く。ときどき豊岡方面が見
渡せるが,今日はちょっとかすんでいた。

最初の登山口から30分ほどで本格的な登山口となる。いきなりの急坂だが,昔と違
って補助ロープがちゃんと付けられており,楽に登り始める。
しばらく登ってから一旦下り坂となる。その先に水場への分岐が見えるが,今回は水
場には寄らず。さらに登りと下りを繰り返し,次第に急坂を感じさせるころには,ち
ょうど振り返ると,豊岡方面が見渡せるようになる。

最後の急登では,きっちりとロープが設置されており,これは非常に助かる。この急
登は,豊岡方面からもよく見えており,特に初冬の頃には白い雪が真っすぐに線を引
いているのがよく分かる。が,雪の無い今は滑りやすく,歩きにくい急登である。

これを我慢して一気に登りきると,待望の山頂。とにかく見晴らしは抜群である。
豊岡盆地から但馬山脈,久美浜湾,床尾山,遠くに粟鹿山などが見渡せる。
今日はちょっとかすんでいたのと,とにかくクマバチが多く,のんびりとできずに
そそくさと下山した。

色々と鳥の声や草花が見られたが,どうも同定ができないのが多く,とはいっても
重い図鑑を持っていくわけにもいかないが,それなりに楽しかった。
でも,やっぱりこれから夏にかけての時期は,低山は虫,へび,その他もろもろで
私は苦手です。(^^ゞ

                  松テツ